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まだ知られていない日本の魅力を、世界に全力で伝えていきたい

  • 2017/01/26
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株式会社ビースポーク
代表取締役 綱川 明美(つながわ あけみ)

神奈川県出身
現在、東京都港区在住

カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA) 2009年卒。
豪系投資銀行で機関投資家向け日本株営業、デロイトで国内金融機関の海外進出コンサルティング業務、フィデリティ投信で国内機関投資家向けの金融商品の開発に従事。
世界を放浪した時期もあり、自身の旅行中の困った体験をもとに、インバウンドの領域で人工知能を使ったサービスを提供する、株式会社ビースポークを2015年に設立。
「ガイドブックを超える体験」をコンセプトに、人工知能、機械学習などの最新技術を使いながら、日本の文化を訪日外国人向けに日々発信。
http://www.be-spoke.io/
http://lev-art.com/
https://www.bebot.io/hotels

毎日の生活の中で大切にしていることや価値観、その理由

何でも逆算して考えることです。
会社を経営し始めてから、しなければならない決断の回数が大幅に増加しました。備品選びのような小さいものもあれば、採用や財務戦略といったような大きなものまで、日常的にたくさん発生します。いつも同じような服を着たり、同じ場所でランチを食べたりと、日常の「小さな意思決定」の回数を減らす生活をしているのですが、それでもやはり限界があります。そのため、回数削減以上にいつも意識しているのが、何か決断する時は、そのアクションによる「ゴール」を設定し、そこから「逆算」して決断をすることです。一定のプロセスを踏むことで、ブレや決断疲れを軽減できたらと思っています。

現在の活動内容とそれを始めたきっかけ

「ガイドブックを超える体験」をコンセプトに、訪日客向けチャットコンシェルジュの「Bebot」ならびに、日本の穴場を紹介するメディア「LEVART」の2つを展開しています。2016年に日本で初めてホテルの多言語コンシェルジュ業務を人工知能で対応可能にした「Bebot」は、スマホで交通案内から地元で人気の飲食店や隠れ家の予約まで、旅行中に発生する様々な質問やリクエストに自動で対応します。たちあげのきっかけは、自身の旅行中の原体験です。一人旅が大好きで、よく出かけていたのですが、やはり英語が通じず、知り合いもいない国に出かける度に、困った体験をたくさんしました。その度に「何か解決策ないかな」と考えていたのが「ないなら自分で作ってみようかな」に変わったのが起業のきっかけです。

仕事と仕事以外のこととの両立のコツ

好きなことにとことん没頭することです。
仕事以外の趣味はヨガ、カタンの開拓者たち(ゲーム)、旅行です。ただ、「旅行中にこんなサービスあったらいいな」という趣味の延長から起業に至っているため、多くの経営者同様、今は「趣味=仕事」になっているのが本音です。意外がられることが多いのですが、もともと「仕事大好き!」というタイプでは全くありませんでした。「好きなことを仕事にしよう」とか、胡散臭いなと思っていました(笑)ここ1年半くらい、ハプニングが日常茶飯事&睡眠時間が3〜4時間前後の生活を続けてきて強く思うのが、たまたま好きなことが仕事になっているからこんなに楽しく没頭できているのかと。本当にラッキーです。ちなみに、仕事以外の趣味も、実は職場の人たちを巻き込んでところどころエンジョイしています。

将来の夢


世界中の人にとって、旅行を今よりもっと身近で手軽なものにすることです。
「旅行行こうかな」と思った時にためらう理由は、「金銭的」「時間がない」「一緒に行く人がいない」の3つがトップだと万国共通で言われています。民泊やLCCにより旅行代金が劇的に下がりました。「時間がない」は未だに解決するのが難しい問題ですが、飛行機よりも速い速度で走る次世代交通システム「ハイパーループ (Hyperloop)」等のクリエイティブな取組の実用化より、着々と解決に近づいているかと。最後の「一緒に行く人がいない」を、いま展開している「Bebot」や「LEVART」で少しでも解決できたら、と思っています。現在は国内でのみ展開しているため、訪日外国人向けに最適化しています。それが、例えば5年後にカリビアンの小さな島に一人旅に行った時にも使えるようになっており、さらに「友達が案内してくれているような感覚」がスマホで再現できていたら本当に嬉しいと思います。

この活動を通して何を伝えていきたいか


まだ知られていない日本の魅力を、世界に全力で伝えていきたいです。2016年の訪日外国人が約2403万9千人(前年比22%増)と過去最高を更新し、2020年の政府目標4千万人に向け堅調な伸びを示す中、日本は未だ観光資源を活かすための多言語対応が追いついていない現状があります。 人気観光スポットや定番料理ももちろん素敵ですが、せっかく日本にきたのなら、「日本独特のディープなローカル体験」を通し、「また戻ってきたいな」まで繋げられたら嬉しいと思っています。旅先での体験を思い返してみると、ガイドブックに載っている壮大な建造物よりは、裏道にある誰も知らないような小さいけれど素敵な食堂やギャラリーの方が感動が大きいのでは、と私は思います。

おもてなしで心がけていること

「変化球」です。今でもユーザーインタビューで、訪日外国人のガイドをすることが多々あります。「Bebot」では人工知能でのおもてなしになるため、機械学習の機能によりユーザーの趣味趣向を学ぶことで、膨大なデータベースの中から、よりその方に最適な推薦が可能です。人間の場合、記憶容量に限界があり、同じことはできません。しかし、「自分だったら普段そんな場所行こうとも考えなかった」というような「変化球」をより上手に出せるのは人間だと考えています。旅行という「非日常」体験の中で「意外性」が大きいものほど、「大当たり」した瞬間の感動はプライスレスです。今後、人工知能がさらに発達する中で、人間だからこそできる「おもてなし」の価値が今後さらに高まっていくではと思います。

【編集部からの一言】

独特のオーラを放ち、クールな印象の彼女。自分の軸で物事を考え、決断し、ブレずに進んでいく姿は本当に刺激になります。人並み以上の努力をしているけどさっぱりしていて、それを人に感じさせない。周りが自然と応援したくなるそんな不思議な魅力を持っている人です。アイデアも行動力もある彼女のビジネスは間違いなく今後多くの方を魅了することでしょう。何かに迷っている女性、アイデアはあるけど形に出来ない人、0から1を創り出したい人は是非彼女の講演会に参加して欲しい。「女性だから、男性だから」、「お金が無いから、時間が無いから」。。自分が持っている固定概念が崩されること間違いなしです。

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